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ホームニュース【SEEDTIME】患者・医療者間で病状認識が異なる場合 ーER診療をCBTの視点で振り返るー

2026.09.05 カンファレンス

【SEEDTIME】患者・医療者間で病状認識が異なる場合 ーER診療をCBTの視点で振り返るー

SEED TIMEとは?

■SEED TIMEとは?
専攻医・指導医による“困った事”発表会!
研修中に出会う困った症例・事柄をみんなで共有。
どうすれば良い?どうすればさらに良くなる?を考える!

■開催
毎週木曜日 18:00 から ZOOM ミーティングとして開催
発表の後、参加者全員でディスカッションし、学びを深めています。

今日の内容

SEEDTIMEは、藤村先生による「患者・医療者間で病状認識が異なる場合 ーER診療をCBTの視点で振り返るー」の発表でした。

救急外来の現場では、患者さんと医療者で困りごとのとらえ方がずれることがあります。認知行動療法の考え方を使うと、双方の認識の違いを整理しやすくなります。言葉の裏にある思いに目を向ける姿勢をみんなで確認しました。

医療者と患者の認識のずれを整理する

患者さんが気にする症状と、医療者が重視する検査結果は一致しないことがあります。診療が行き詰まったときは、互いのゴールをすり合わせる作業が必要です。患者さんの言葉に耳を傾け、背景にある考えを捉え直すことが欠かせません。共通の土台を作る姿勢が大切になります。

関わりの距離感を適切に調整する

患者中心の医療は、いつでも密着して対応することだけではありません。患者さんの依存を防ぐために、あえて適度な距離を保つ判断も求められます。関わりの濃淡を意識的に選ぶことが支援に繋がります。無理のない継続的な関わりを目指します。

今日のコメント

今日のディスカッションポイントは、「診療で難しさを感じたときに関わり方と共通目標をどう見出すか」についてでした。

治療ゴールのずれ:患者さんと医療者で気になる点がズレている事例が共有されました。お互いの目標を揃える共通の土台作りが必要だという話で盛り上がりました。

見立て直しの作業:患者さんの病気体験を思い込みで判断しない重要性が語られました。診療で行き詰まった時に一度立ち止まるきっかけになると意見が一致しました。

関わりの濃度調整:いつでも密着して関わることが正解ではないという声が上がりました。依存を防ぐためにあえて距離を置くことも大切なケアだと頷き合いました。

医療者自身の感情:難しさを感じる患者さんほど手助けを求めているという指摘がありました。自分の苦手意識を自覚しながらも関心を持ち続ける大切さを語り合いました。

NEXT STEP

患者さんの声に耳を傾けながら、自分たちの関わり方も柔軟に見つめ直していきましょう。

  1. 双方の思考整理:フレームワークを使って、患者さんだけでなく自分自身の感情や行動のつながりも紙に書き出して整理します。
  2. 共同での見立て:症状が続く仕組みを自分だけで決めつけず、患者さんと一緒に見立てを組み立てていきます。
  3. 病体験の聞き取り:患者さんの言葉から病気の捉え方を丁寧に聞き取り、目指すゴールを共有していきます。
  4. 適切な距離の保持:依存を生ませない関わり方を意識し、状況に応じた距離感で診療にあたります。

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