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ホームニュース【SEEDTIME】同じに見えても、違うんです ー小児UTIs症例からー

2026.08.28 カンファレンス

【SEEDTIME】同じに見えても、違うんです ー小児UTIs症例からー

SEED TIMEとは?

■SEED TIMEとは?
専攻医・指導医による“困った事”発表会!
研修中に出会う困った症例・事柄をみんなで共有。
どうすれば良い?どうすればさらに良くなる?を考える!

■開催
毎週木曜日 18:00 から ZOOM ミーティングとして開催
発表の後、参加者全員でディスカッションし、学びを深めています。

今日の内容

SEEDTIMEは、古川先生による「同じに見えても、違うんです ー小児UTIs症例からー」の発表でした。

小児の尿路感染症は日常診療でよく出会う疾患です。同じ病名であっても経過や再発の有無には個人差があります。今回は異なる経過を辿った症例をもとに、抗菌薬の選択や治療方針について協議しました。

小児尿路感染症の治療と特徴

小児の尿路感染症の原因菌は、大腸菌が全体の多くを占めています。国内では重症化を防ぐため、原則として入院での点滴治療を行うことが一般的です。検査結果で感受性を確かめ、状態が落ち着いた段階で飲み薬へ切り替える取り組みが進められています。

国内外の指針と薬の吸収率

海外のガイドラインでは、症状が軽ければ最初から飲み薬で治療する選択肢も提示されています。飲み薬を選ぶ際は、体内にどれだけ吸収されるかという性質を考慮することが大切です。薬剤ごとの特徴を見極め、適切な処方を選ぶ姿勢が求められます。

今日のコメント

今日のディスカッションポイントは、「小児尿路感染症における最適な抗菌薬選択と入院対応」についてでした。

入院判断の工夫:保護者の方の不安や自宅での観察負担に配慮して、入院加療を選択する基準はどの施設でも低めに設定されているという意見が出ました。

点滴治療の意義:入院で対応する大きな目的は点滴で確実に投与するためであり、吸収率の高い薬剤を選ぶ重要性について話し合われました。

キノロン系の選択:副作用のリスクを考慮して、小児に対してキノロン系抗菌薬を使うことは避けるべきだという認識が共有されました。

年齢による変化:乳幼児期から幼児期へと成長する移行期の年齢層に対して、どのような治療アプローチをとるべきかという問いが投げかけられました。

NEXT STEP

一人ひとりの患者さんに寄り添い、確かな根拠を持ってチームで最適な医療を届けていきましょう!

  1. 内服薬の選択肢:抗菌薬ごとの吸収率を正しく把握し、外来で選択できる飲み薬の幅を広げていきます。
  2. 海外文献の比較:飲み薬と点滴投与による敗血症発症リスクの違いについて、海外の報告を調査します。

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