第36回SEEDTIME!
話が切れない・・・
本日は熊谷先生からの発表でした。多彩な症状の訴えに対して、どのようにアプローチしていくのが正解かを議論しました。詳細は伏せておきますが、テーマは「話が切れない」ときにどのように対応するか?です。
【参加者からのコメント】
・そもそも目標を見直したほうがよいのでは?
:目標が「話を終わらせたい」なのか、「次の診療科につなげる」なのか、どっちを優先するかを決めたほうが良いだろうという話です。確かに、両方を一緒に進めようとしていたという反省がありました。
・単純接触効果を狙う
:時間を短く設定し、接する機会を増やす。各回同じプロブレムではなく、様々なプロブレムを一緒に相談してみる。ポジティブな印象で話を終わる。
などなど、いろいろなコメントが出ました。話が切れない・・となっても、どこが問題なのか?を整理してみると得られることも多いですね。
【全体コメント】
「相手の解釈モデルに立って物事を考えてみる」
というキーフレーズが出ました。熊谷先生は自然とできていたようです。相手の立場になって考えてみると、「確かにこういう症状があると辛いですね」「こういう症状があるってことは、こういう検査で引っかかってくると思うんですよね」のような発言も出てきます。相手の話の内容の矛盾点に気づいたり、相手の”やまい”に寄り添うことができたり、難しいスキルですがぜひ身につけたいですね。
NEXT STEP
・話が切れない時、自分が「今目標にしていることはなにか?」と見直す
・相手の解釈モデルに立って物事を考えてみる